学ぶ / かぎ針編みで色を替える方法
かぎ針編みで色を替える方法
色を替えるのは、新しい色が始まる目の手前の目の、最後に糸を引き抜くところです。新しい目の編み始めではありません。古い目を、針にループが2本残るところまで編み、古い糸を放して、新しい色で糸をかけ、2本のループを一度に引き抜きます。この原則ひとつで、段の終わりでも途中でも、どんな場合でも色の境目がきれいに出ます。
色替えはなぜ1目手前で行うのですか。
かぎ針編みの目の頭は、最後に糸を引き抜いたときにできます。そしてその頭は、次の段の土台として見える部分です。つまり、ある目の最後の引き抜きは、見た目のうえでは次の目に属しているのです。
新しい目の編み始めで色を替えると、新しい色の上に古い色の切れ端がのった状態になります。色の境目が、ぎざぎざの縁として見えてしまいます。
ここが腑に落ちれば、どこでも同じように使えます。細編みでも長編みでも減らし目でも、原則はいつも同じ、手前の目の最後の引き抜きで替えることです。
段の終わりで色を替えるにはどうしますか。
しま模様に使う、いちばんよくある場合です。色替えは、編み地を返す前の、古い段の最後の目で行います。
どちらの糸も、糸端を6インチ以上残してください。短い糸端はゆるんで、洗ったときにほどけてしまいます。
- 段の最後の目を、針にループが2本残るところまで編みます。
- 古い色の糸を編み地の向こう側に落とします。
- 新しい色の糸を、糸端を6インチ残して持ち、その糸を針にかけます。
- 新しい色で2本のループを一度に引き抜きます。針にかかっているループが新しい色になりました。
- 編み図の指示どおりにくさりを編んで編み地を返します。次の段は最初からきれいに始まります。
段の途中で色を替えるにはどうしますか。
原則は同じで、ひとつだけ加わります。使わないほうの糸をどうするかを決めることです。
数目のうちに古い色に戻るなら、その糸を段の上に沿わせて、包み込むように編みます。目が糸を隠してくれるので、余分な糸端も出ません。簡単な配色模様やタペストリークロッシェは、たいていこうして編みます。
古い色をしばらく使わないなら、その糸は置いて、向こう側で別の玉から編み始めます。20目も裏に糸を渡すと編み地が引きつれ、淡い色では透けて見えます。インターシャが色ごとに別のボビンを使うのも、同じ理由です。
糸端はどう始末しますか。
とじ針を使い、目を横切るのではなく、目の流れに沿ってくぐらせます。片方へ2インチほど進み、向きを変えて別の道を1インチほど戻ります。この向きの変え方が、糸端を留めてくれます。
2色を結んでつながないでください。結び目は硬いこぶになって編み地ごしに手に触れますし、そのうち表側へ出てきてしまいます。
あとでまとめてではなく、その都度始末しましょう。40回色を替えたしま模様のブランケットなら糸端は80本になり、その夜を楽しめた人はいません。
糸が足りなくならないよう、しま模様はどう計画しますか。
しま1本にどれだけ糸を使うかを出して、掛け算します。しまを編む前と編んだあとで糸を量れば、その幅でのしま1本あたりのグラム数がわかります。
等間隔のしまは計画しやすい反面、終わりで狂いやすいものです。編み始める前に、目指す長さにしまが何本入るかを数えておきましょう。180段めになってから、青のしまが1本しか残っていないのに埋めるべき段が2段ある、と気づかずにすみます。
いま何色めなのか、色替えがどの段に当たるのかを控えておきましょう。繰り返しの並びがあるときはとくにそうです。段を数えるカウンターと、繰り返し用のもうひとつのカウンターがあれば、計算せずにすみます。Worsted の連動カウンターは、まさにこのために作られています。
編んでいる間、場所を見失わないように。 Worstedは段数を数え、編み図のどこまで進んだかを正確に覚えています。かぎ針編みにも棒針編みにも。
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