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段数カウンターの選び方。紙、リング、アプリ

編む人はみな段数を数え、そしてみな数を見失ったことがあります。道具は4つに分けられます。紙、棒針にはめるリング式のカウンター、手に持って押すカウンター、そして携帯のアプリです。それぞれ手軽さと確実さの引き換え方が違うので、どれが向くかは、どこでどう編むかによります。ここでは正直に比べてみます。

段数の数え間違いはなぜ起きるのか

数え間違いは、注意が途切れる継ぎ目で起きます。話しながら1段編み終え、お茶のために手を置き、1時間後にいつも同じことを思うのです。あれは41段めだったか、42段めだったか。

よい道具は2つの仕事をします。覚えておくより少ない手間で数を記録すること、そして暮らしに邪魔されても数を守り続けることです。以下のどれも1つめはこなします。違いが出るのは2つめです。

紙と鉛筆

編み図の余白に「正」の字を書いていく方法は、お金がかからず、電池も切れず、段の説明のすぐ隣にあります。短くて簡単な作品なら、鉛筆に勝つのは実際なかなか難しいことです。

弱点は時間がたつと見えてきます。紙はソファからバスまでついてきてはくれませんし、1ページに書けるのは1作品ぶんの印だけで、線を並べただけでは繰り返しのどこで止まったかまではわかりません。図書館で借りた本や、書き込めない PDF から編むなら、この方法は成り立ちません。

リング式と手押しのカウンター

棒針にはめる小さなリング式のカウンターは、段の終わりにふた目盛り回すだけで、いつも手元の作品と同じ場所にあります。手に持って押すタイプは押し心地が気持ちよく、かぎ針編みにも使えます。どちらも安く、丈夫で、画面がいりません。

限界は仕組みそのものにあります。リング式が追えるのは数字ひとつだけなので、段のなかの繰り返しや、模様の繰り返し用のもうひとつの数を数えたければ、道具がもうひとつ必要です。編みかけを入れた袋のなかでリングが回ってしまうのも防げませんし、どちらの道具も、その数字がどの作品のものかは覚えていません。やり直したければ、さっきの数字を自分で覚えているしかありません。

携帯のアプリ

アプリは「覚えておく」の部分を引き受けます。触れた瞬間に数が保存され、作品ごとに自分のカウンターを持ち、そもそも携帯はたいてい手の届くところにあります。よくできたものは、道具にはできないことも足してくれます。目数と段数の連動、取り消し、目標、そして編み図のどこで止めたかの記録です。

アプリが悪く言われるのは、道具ではなく台帳のように作られているときです。見ないと押せない小さなボタン、同期のエラーで消えた数、3画面も奥に埋もれた数字。カウンターのアプリがリング式より優れているといえるのは、押すのと同じくらい何も考えずに触れられるときだけです。

どの段数カウンターを選べばよいですか。

一度にひとつの簡単な作品を、家で紙の編み図から編むだけなら、鉛筆かリング式で十分です。リング式を買いましょう。きっと私たちより長持ちします。

次のどれかに当てはまるならアプリを選んでください。複数の作品を並行して進めている、PDF の編み図で編む、数えるだけの価値がある繰り返し模様がある、あるいは1日のすきま時間に少しずつ編むので、どんな中断でも数が残っていてほしい。

アプリにするなら、100段のショールを預ける前に、次の点で見きわめてください。

  1. 見ずに当てられる大きさの触れる範囲。できれば画面全体。
  2. その場ですぐ、通信なしでも保存されること。アカウントや同期の向こう側ではなく。
  3. 取り消しがあること。80段めでの押し間違いが、確信ではなく1回の操作ですむように。
  4. 連動するカウンター。目数のカウンターが段を自動で進めてくれるように。
  5. 作品ごとのカウンター。編み図も含めて、どこで止めたかを正確に覚えていること。

編んでいる間、場所を見失わないように。 Worstedは段数を数え、編み図のどこまで進んだかを正確に覚えています。かぎ針編みにも棒針編みにも。

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