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かぎ針編みの略語(米国式と英国式)
かぎ針編みの略語は、編み図のなかで編み目の名前や動作のかわりに置かれる短い記号です。「sc」は細編み、「dc」は長編み、「ch」はくさり編み、「st」は目を指します。やっかいなのは、米国式と英国式の編み図が同じ言葉を別の編み目に使うことで、米国式の細編みは英国では double crochet と呼ばれます。自分の編み図がどちらの体系かがわかれば、記号はふつうの文章のように読めます。
かぎ針編みの編み図はなぜ略語を使うのですか。
全部を言葉で書いたら、編み図は何ページにもなってしまいます。略語なら説明が短くまとまり、1段をひと目で見渡せます。「sc in next 5 st, 2 dc in next st」のような1行は、段落まるごとよりずっと早く読めますし、記号に慣れれば、目は置き換えをやめてそのまま追えるようになります。
米国式の編み図はたいてい、冒頭か凡例に略語を並べています。載っていないときは、標準的な一覧が代わりになります。
かぎ針編みでよく使う略語は何ですか。
米国式の編み図でほぼ必ず出てくるものを挙げます。
米国式と英国式の用語はどう違いますか。
どちらの体系も同じ言葉を使いますが、指している編み目が違います。呼び名がひとつずつずれているのです。米国式で細編みと呼ぶ目を、英国式では double crochet と呼びます。このずれひとつが編み図での混乱の最大の原因なので、始める前にしっかり見ておく価値があります。
要点の対応は次のとおりです。
その編み図が米国式か英国式かはどう見分けますか。
見分けの手がかりはいくつかあります。
- 書かれた凡例を探します。多くの編み図は冒頭に「US terms」または「UK terms」と記しています。
- つづりと言葉づかいを見ます。「gauge」やヤードでの糸量は米国式寄り、「tension」や「double knitting」は英国式寄りです。
- 「sc」を探します。細編みという呼び名は米国式にしかありません。どこかに「sc」があれば、その編み図はまず米国式です。
- かぎ針の号数表記を見ます。ミリ表記にアルファベット1文字を添える書き方(5.0mm / H-8)は、米国式の編み図でよく使われます。
略語を覚えたら次は何をしますか。
かぎ針を持つ前に、その行を最後まで読みます。繰り返しの部分を見つけ、たいていはアスタリスクかかっこで示されているので、何回繰り返すのかを数えます。それから1目ずつ編み進め、各段の終わりに目数を確かめます。
間違いのほとんどは、数えるところに隠れています。繰り返しのなかで1目落とすと段が短くなり、そのあとの段がすべて狂います。数を声に出すか、手を止めるときは段数カウンターで位置を残しておきましょう。
編み図も数も携帯で管理しているなら、Worsted のようなアプリが段数を数え、編み図の PDF を保存し、毛糸ストックの糸も管理してくれるので、すべてが一か所にまとまります。
かぎ針編みの略語で覚えておくべきことは何ですか。
かぎ針編みの略語は、編み目と動作を短く書いたものにすぎません。まずは米国式のよく使う記号から覚えましょう。ch、sc、hdc、dc、tr、sl st、そして増し目と減らし目の組み合わせです。そのうえで、英国式の編み図はどの名前もひとつずつ上にずれること、つまり米国式の sc が英国式の dc にあたることを覚えておいてください。
最初の1目を編む前にどちらの体系かを確かめ、目数から目を離さないでいれば、編み図はきちんとした手順書として読めるようになります。
編んでいる間、場所を見失わないように。 Worstedは段数を数え、編み図のどこまで進んだかを正確に覚えています。かぎ針編みにも棒針編みにも。
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